続編の前に…「アバター」リマスター版

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感想は続きで、と言っているといつまでも先延ばしにする悪いクセがあるのでカンタンに書くと、「アバター」は白人至上主義に対するカウンターパンチと言える側面がある。

(C)20th Century Studios.

それがなぜハリウッドで構想10年、製作に4年もかかったのかは知らないのだが、白人に狩られる方だった先住民側に白人の異端児が入り込み見事ヒーローとなって先住民の勝ちに終わるストーリーは、おそらく昨今のポリコレの表れのひとつであろう。(「スター・ウォーズ」とも少し違うし、僕の乏しい映画知識では断言しかねるのではあるが…。)

もちろん、3Dの素晴らしい映像にも大変な価値があり、この映像パッケージが(いまはないが)3Dテレビの普及に一役かったのも間違いない。

DVDを持っていたので久しぶりに出して見てみた。

企業のトップの男は、DVD版では去り際に「これで終わりと思うな」とは言っていなかった。今回のリマスターで、ボツカットからすくい上げたのだろうか。12月の新作を迎えるのにはふさわしい改変だと思う。

うわさでは、シガニー・ウィーバー演じる博士も、倒されたはずの大佐も生きている事になっているらしい。ますます謎で、期待が高まる。

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