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2007年にフジテレビ「ノイタミナ」枠で放映されたアニメの初映画。
怪異を斬る薬売りの特異なキャラクターと映像美でカルト的人気を博した。
天子の御子が誕生した祝いに沸く大奥を描く。
しかし儀式「餅曳」は本来、ご生誕の2ヶ月前に執り行われるはずだった。なにゆえ遅れたのか、お目付役の三郎丸と平基は男子禁制の地に踏み入り内情を探るが…。
登場人物の相関図(公式Xアカウントから引用)。
下にいるアサ(黒沢ともよ)とカメ(悠木碧)が大奥の新人であり本作の主役。
右上の歌山が大奥で一番えらい人(小山茉美)。
歌山の下にいる北川がキーパーソンで、2ヶ月前に行方不明になっている。おそらく権力闘争で負けて死んだのだろう。アサの前にだけ現れる。
あとは門番の坂下を覚えればよい。
大奥の女たちは登用されるとまず「一番大事なもの」を井戸に捨てるよう命じられる。そして毎朝そこから汲まれる水を飲まさせる。しかしその水は臭く、アサもカメも顔をしかめる。
それもそのはずで、井戸は死体捨て場でもあった。北川もここに捨てられたと思われる。
天子の愛が欲しい、重用されたい、認められたい、と女の情念うずまく大奥で何が起こるのか。観ればなんとなく分かるのでお楽しみに。
黒沢ともよの絶叫が聞けてうれしかった(彼女にしてはめずらしい役。)
伏せられていたので全くの予想外だったが、第二章「火鼠」、さらに第三章へと続くらしい。いつ公開されるのか、楽しみだ。
しかしクラウドファンディングしてたなんてまったく知らなかったぞ。もし知ってたなら少しくらいお金出したのに。「この世界の片隅に」でそうしたように。