いくつになっても楽しいものは楽しい!「メタモルフォーゼの縁側」

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(C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会

17歳と75歳、年の差58歳の女性同士が、BLコミックを通じて交流を深める、心温まる映画です。

芦田愛菜は、普段はうつむいて背を丸めて歩いく劣等感のかたまりみたいな女子高生「うらら」役。
宮本信子は、夫に先立たれた老夫人「雪」役。本屋で「きれいな絵…」と何気なく手に取ったBLコミックを、何の抵抗もなく受け入れてハマっていきます。

うららが「こんな趣味、世間様にはとても公にできない!」と鬱屈を抱えているのに対して、雪の方が「好きなものは好き」と思える素直さにあふれているところが、世間一般の常識とギャップがあって面白かったです。

同じ趣味を共有する仲間と出会えた嬉しさでトンネルを跳ねるように駆ける戸田愛菜が生き生きとしていて良かったな。
傍目から見て「うーん…」な画力でも同人誌即売会に出る勇気と、そしていざ本番になって逃げてしまう弱さも「あるある!」と分かります。
雪が腰痛を起こして会場に来られなかったおかげで思わぬ出会いもありました。

コミックマーケット(コミケ)に何度も通った身としては、東京ビッグサイトを「パワースポット」と呼ぶの、分かるなぁ。

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