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1993年、最も油ののった時期のハリソン・フォード主演、アクション・サスペンス映画。U-NEXTで視聴。
連邦保安官役のトミー・リー・ジョーンズは、この作品で助演男優賞を2つも受賞。わかるなぁ~。だってカッコいいもん。ハリソンとタメを張るスマートさ。(スマートフォンって「賢い電話」って意味です。)
腕利きの外科医が、妻殺しのぬれぎぬを着せられて死刑判決を受け、護送される途中の事故で辛くも脱出、逃亡。
しかし、みずからの頭と部下を駆使してしつこく食らいつく保安官との、息もつかせぬチェイスが幕を開けます。
130分があっという間でした。
高さ100メートルはありそうなダムから飛び降りる外科医ハリソン・フォードにまずハラハラさせられます。無実を証すよりは、妻を殺したのは誰か自分で見つけてやる、という執念が感じられました。
かたや、捜査のためには犯人射殺もいとわない保安官トミー・リー・ジョーンズ。防弾ガラスに次々と弾を撃ち込むシーンなんて、ぞっとします。
しかし、ラストで意外な一面を見せてくれて、いい余韻を味わえました。
この映画、ハリソンも真犯人を知らないで必死に行動してるってところがスリリングですね。そして「白い巨塔」ばりに医薬品産業界にその闇があったという…。すべてが明らかになったときのカタルシスがあります。「おまえが黒幕だったのかよ!」って。
いわゆる「頭のいい」人がやけっぱちになるのを見るのは、こう言っちゃなんですが凡人には快感をおぼえてしまいます。人間ってそういうふうにできているからしかたない。
価格:1320円 |