何度やり直してでも人類を守る!時間ものSF「オール・ユー・ニード・イズ・キル」

この記事は約2分で読めます。
Sponsored links
この記事はアフィリエイト広告を利用しています。

謎の生命体「ギタイ」の攻撃で人類は絶滅の危機に直面していた。

臆病な広報担当官ケイジはいきなり前線に送られ、はぐれ者ばかりのジェイ部隊に配属され、あわてふためいているうちに即戦死。

ところが、そのたびに生き返り、永遠に同じ時を繰り返すことに。

その理由を知っている戦士リタとともに、彼は何度も何度も死んでは経験値を積み上げ、力強い戦士に成長しながら「ギタイ」の撃退を図る…。

何と言っても、トム・クルーズが臆病な役を演じているのがとても珍しくて新鮮! そしてよみがえりを数百・数千回体験するたびに強くなっていく。我らがトムの大活躍! 

先の戦闘の英雄リタもまた死に戻りの体験者だったが、今はその力を失ったため、ケイジに命運を託す。

動けなくなったら殺し、よみがえってまた失敗したら殺し、を何度も繰り返す超スパルタな指導は、冗談じゃねーよ! 俺もうこんなのやだよ!! とケイジの代わりに言いたくなるほどでした。

しかし、それではどうにもならない局面を感じると、次第にケイジは自ら工夫して事にあたるように。

「ねえ、これは何度目なの?」と聞かれても答えないことに彼のつらさが感じられます。

ラスボスを倒しにパリへ。彼とリタとともに戦ってくれるジェイ部隊がイカす。

このように伏線が張りめぐらされた脚本に率直に感心しました。


原作は日本人の小説です。ハリウッドだからこそできた映像化に、わが国の力の弱さを残念に思います。

それと題名は、原作がそうなので仕方ないのですが、これは長い! 作品の内容が想像しづらいですよ。

アメリカでの題名は「Edge of Tomorrow」。この方がしっくりきませんか?

Follow me!

MastodonPAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました